ITプロジェクトを進めていく上で、費用と売上ぐらいの基礎知識はもっていなければ、スケジュールの作成や要員の調達に支障はでてくる。
そして多くのSEはそれを少しぐらいはしっているはずだ。
ただ、承知のとおりシステム開発は人月で作業量を見積もることがあり、さらにそれが直接費用となるケースもある。
(常駐プロジェクトの場合はこうなることが多い。)
本当は規模と費用は別物なので分けて考えないといけない。
人月に対する原価は、そのプロジェクトを担当するプロパー社員のコストとパートナー社員のコストの合算が原価となる。
そのため、原価計算=プロジェクトにかかわった人のコストの合算と安易に判断してしまう。
その計算におおきな間違いはないのであるが、その計算方法だと永遠に
改善はうまれない。
そこで、製造業における原価計算を少し調べたのでその辺を記載してみる。
通常原価は以下のように考える。
売上 - 原価 = 利益
これが、本社からSEの単価表を送られたマネージャの考える思考である。
ただ、これではコストマネージメントができない。
以下のように考えることで、原価に対するマネージメントが可能となる。
売上 - 利益 = 原価
昨今の、ライバル会社の値下げなどに対する値段設定を検討するうえでの、ターゲットコストとか、コストマネージメントとか言われる考え方である。
以下でいろいろとまとめようと考えたが、あまりまとまらないのでメモ書きを添付しておく。いずれ自プロジェクトにあてはめて考えてみよう。
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原価の考え方
売上 - 利益 = 原価
現在は上記のように、ライバル企業の価格設定にかなり影響をうけて値段設定を行う。
ターゲットコスト、コストマネージメントなどと呼ばれる。
原価計算の流れ
賦課 お金を割り振ること
配賦 間接費を振り分けること
間接費はどの製品にどれだけかかったかわからないため、一定の割合で振り分ける。
製品の種類が多い場合、一定の基準を算出するためのロジックが必要であり、ここにITが必要となるケースがある。
マネージャーの費用は企業により、直接、間接どちらともなるケースがある。
製造業の場合は、製造原価報告書を作成する必要があり、開示する必要もある。
原価計算の目的
なにを目的に原価計算をしていくかを考えることが重要
・財務諸表作成
・原価管理
・予算管理
・経営計画
・価格決定
標準原価計算
原価管理に有効
原価差異分析(有利差異と不利差異)
差異を直接材料費、直接労務費、製造間接費ごとに把握して、発生原因を分析し改善策をとる。
原価管理
標準原価(目標)と実際原価(実績)のギャップをなくすことが目的。
直接原価計算
利益管理に有効
総原価を変動費と固定費に分解して利益を算出する手法。
全部原価計算とは違う。
販売された時に費用を計上する。財務会計で採用される。
ただし、操業度で1個単位の原価が変動する。(実際は在庫増の可能性がある)
直接原価計算
発生したときに費用計上。
CVP分析(損益分岐点分析)
固定費を如何に計算するかがITを利用するポイント
ABC分析(Activity Based Costing) 活動基準原価計算
製造だけではなく、会議などの製造するための一連のプロセスのコストを計りたい。
配賦を行う基準であるドライバーを管理することが重要
何をドライバーとするかが重要。
ABM(Activity Based Management)
ABCを導入することにより、原価低減を行っていくプロセス。
原価計算とIT
原価計算のためコスト削減に貢献できる
それぞれの計算手法によって必要となるIT基盤も変わってくる。
お客様がどんな目的で原価管理をしたいかによって、必要な方法論を検討する。
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